子があって親があるのではありません。

親があって子があります。

目下があって目上があるのではありません。

目上があって目下があります。



ものを食べる時も、人間の歯は、下から上に全面的に合わせてゆくから食べられます。

しかし、目だけは、まぶたが下に合わせます。

目下に目をかけてあげなさいと教えているのかもしれません。

　そして手足も脳の命令のままに黙って動きます。

　もし、手足の命令のままに脳がついて動き出したら大変なことになります。



　目上も目下もなく、自分中心に動き出したら、めちゃくちゃになってしまいます。それは、小さい時の育て方、育ち方に問題があるのではないでしょうか。



　難しいことですが、自分を無にしなければ、人に合わせることは出来ないものです。

　自分を無にして合わせてゆくことが出来なければ、人間として生きてゆくことは出来なくなるのではないでしょか。



　子供の育て方のこれが重要なポイントかもしれません。
























　



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