「人生は山あり谷あり。」とは、世界中でよく言われています。

　人間はどん底になると、その厳しさに負けてはいけないと、慎む生活をせざるを得なくなります。

　ところが少し幸せになると、贅沢になり、横柄になり、みんなから羨ましがられる生活をするようになります。



「人は知らねど種は正直。」ですから、つい勝手をして悪い種を蒔くようになります。そしてやがてまた、悪い芽が出てきて悪い実が成ります。



　長い目で見ると、こうして山あり谷ありの人生を送っているのではないでしょうか。

　人間は、幸せな時ほど自分に厳しくして、油断をしないようにしなければすぐに危ういことになります。

　諺に「口数の多い人には親友はいない。」と言われますが、少し幸せになると口が軽くなって、言ってはいけないことを言ってしまいます。そして人から見放されて、チャンスを失います。



　大きな道ほどケガをしないように気をつけたいものです。
























　



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