幸せになると自分はこれで良いと思いがちです。

   しかし、「自分さえ良ければ良い」「今さえよければ良い」と思うようになったら、大変です。危険な時かもしれません。

   「自分には関係ない」「勝手にせよ」となったら、なお大変です。恐ろしいです。

   それは薄情な心であり、誠意のない心であるからです。



   困ってから反省するよりも、順調な時にこそ、反省して自分の欠点を直していく謙虚さが大切です。

   困ってからでは、ますます落ち込んで凹んでしまいます。



   それよりも幸せになると自分はこれでよいのかと、
ますます心を引き締めて悪いところを直していくようにして、誠意のある謙虚な人間になっていきたいものです。



   涙のある人間になり、人を助ける心の人間になり、人に喜ばれる人間になりたいものです。



   幸せな時にこそ、もっともっといい人間になる絶好のチャンスではないでしょうか。

   登りきったら落ちるしかないのではないでしょうか。































































　



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