「人間はなぜ困るのか」
人間は1日200回以上ウソをつくものだといわれます。
本音と建前が違うのもウソかもしれません。
まごころや誠意を尽くしても、見返りを少しでも求める下心があればそれはウソになります。
人の話を聞いているフリをしてあまり聞いていないのもウソをしていることです。
やるべきことを怠けるのも、また実際より良く見られようと思うのもウソです。
きれいごとを言っている割に、それほどのまごころがないのも大ウソです。
厳密にいうときりがないほど人間はウソをしているのかもしれません。
自然の法則は完璧ですが、人間のほうはかなりいいかげんのようです。
心と病気の関係、心と運命の関係があるとしたら、ウソの多い人にはいつも困ることが起きているのかもしれません。
人間の体も完璧にできています。
もともと人間には困ることなど起きないようにできているものを、間違っている分だけ困ることがおきているのではないでしょうか。
あてにしていた人があてがはずれる人になったり、またそんなはずではなかったということが起きてきたりするのは、それらはウソが起きてきたことです。
世の成功者の共通点は、決して要領本位の生き方ではなく自分に厳しい誠実な生き方をした人達ではないでしょうか。
ウソをすればウソになる