「感謝と横着」
幸せになるとだんだん横着になる人と、ますます心を引き締めていく人とがあります。
幸せは決していつまでも続くものではありません。
病気もあれば災難もあれば別れもあるのが人生です。
自分には不幸は来ないと思っている人が横着になるのではないでしょうか。
いつ何時何が起こるかわからないのが人生だと思っている人は「自分はこんなに幸せでいいのだろうか」と心を引き締めているはずです。
横着は怠け、薄情、ずるさ、卑怯へとエスカレートしていきます。
しかし人間は自分の横着に気付くことはできないものです。
感謝が少なくなったときは横着の始まっているときです。
横着な人の喜び方は自分中心の喜び方をします。
横着は麻薬のように、快感かもしれませんが人間性を蝕んで人格破壊をしていく恐ろしいものです。
今あなたはどのくらいの感謝の生活をしていますか。
それが横着の度合いを計るバロメーターになるものかもしれません。
勝手から怖い恐ろしい道を通らねばならん