「人生は今が一番大切」
人生は長い旅です。
どこへ行く旅なのでしょう。
行きつくところは死です。
諺に「太陽と死は見つめることはできない」というのがあります。
人生はゴールに行きつくことが目的ではないから、見つめる必要がないのかもしれません。
人生の旅の目的は、今を大切に、今を楽しく仲良く喜び合って生きることではないでしょうか。
今を立派に生きるためには希望が必要であり、今を立派に生きるためには反省が必要な場合もあります。
今を最高のものにするためには希望は大いに役立ちます。
しかし、反省は心を暗くして落ち込む人が多いようです。
反省とは間違いに早く気付いて良かったと喜ぶことであり、また今後のために大変勉強になったと喜ぶものなのではないでしょうか。
人生の旅は今が一番大切です。
なにごとも喜びに変えていくことの上手な人が人生の達人です。
喜んだ数が幸せの数です。
徳川家康は「人生は重荷を背おうて遠き道をゆくが如し」と言いました。
そう思うことで、今が喜べるという彼の悟りなのかもしれません。
宗教も世界には何十万とありませんが、いつもいつも喜びずくめにしてくれる宗教が本物の宗教ではないでしょうか。
陽気ずくめであるほどに