「自信と自信過剰」
自転車に乗れるか乗れないかは、自分にもできると信じるか信じないかにかかっています。
車輪が二つしかないから無理だと思う人には乗れません。
自分にもできると信じる人だけが乗れるものです。
何事も自信があって成功します。
自信は人が生きていく上で絶対に必要なものです。
ところが自信過剰になって自分を誇る気持ちが起きてくると今度は思いこみが始まります。
それは一つの病気です。
思いこみが始まると人の話が聞けなくなります。
自転車事故も自動車事故も、あらゆる自己や失敗というものは自信がついたときに起きるものです。
そういう時の事故や失敗は命取りになることが良くあります。
上手になればなるほど自分の未熟さがわかるようでなければ危険なことが起きるのは当然です。
自分を誇る気持ちの方が先行することをうぬぼれというのではないでしょうか。
ギリシャの哲学者ソクラテスは「私は何も知らないことを知っている」と言いました。