「心の健康づくり」
あらゆる人間関係はまず相手に喜んで頂こうという気持ちが先になければ決して長くお付き合いを続けていくことはできません。
家族は長いお付き合いをするものですが、お互いに相手に先に喜んで頂こうという心がけがなければ、情のない家族となってすぐに別居をしたくなってしまいます。
人間は自分のことを先に考えるだけで、もう相手のことは考えることはできなくなります。
自分の都合を先に考えたら、それだけで自分の人格を軽く見られてしまいます。
人格者ほど人の都合を先に考えるものです。
人格者とは心の健康な人のことです。
自分中心の人は必ず心を病んでいます。
それはひとことの電話にも出ています。
そしてまた、ひとことの挨拶にも出ているから隠せるものではありません。
自分の気持優先の人か、相手の気持優先の人かを見れば、その人が心を病んでいる人かどうかを伺い知ることができます。
自己中心的な人は被害者意識が強くなります。
医者は被害者意識がどのくらいあるかを見て精神の病を判断します。
健康な心をつくるためには、まず自分から先に挨拶をして、自分のから先によい笑顔を見せることです。
人に喜んで頂こうと努力をするだけで健康な心は簡単につくられていくものです。