「人格者ほど謙虚」

 人格者はみな謙虚です。

 謙虚な人は自分を小さく、人を大きく見ます。

 そしていつも自分の気持ちより相手の気持ちを大切にします。 

 その反対に高慢な人は相手の気持ちより自分の気持ちを大事にします。 

 高慢とは自分中心の心ですから薄情な心です。 

 すぐに「勝手にせよ」という心を起こします。

 人がどんなに苦しんでいても平気です。

 人を眼下に見下しています。

 高慢な人ほど自分の高慢に気付くことができません。

 謙虚な人は相手を中心に考えるから、いくらでもバカになれます。

 そしていくらでも相手に尽くすこともできます。

 謙虚さとは親心のような大きな心ではないでしょうか。

 親は子供にいくらでもバカになれるし、いくらでも尽くすことができます。

 親のその人格に感化されて子供は成長していきます。

 人格者とは親心のような大きな心の人のことを言うのではないでしょうか。

 賢い人ほどバカになれますが、バカはバカになれないのかもしれません。