「アリとキリギリス」

 アリとキリギリスの話があります。

 準備の良い人は困らないけれど、準備をしない人は必ず困るという話です。

 困らなければ手を打たない人は年中困っています。 

 ギリギリになってからあわてる人のことを「ギリギリにする人」キリギリスというのではないでしょうか。

 「なんとかなるさ」という言葉は、ほぼ見通しのついた人がいう言葉であって、見通しもないのにのんきなことを言う人がいたら、頭が少しおかしいのかもしれません。

 困ってからでは手を打とうと思っても、だんだんと選択肢がなくなっていくから危険な手を打たざるを得ません。

 やがてはどんな手を打っても破滅します。

 不安や先暗示は非常にストレスがかかります。

 健康には最悪の心です。

 どんなことがおきても喜べるように、普段から不安が起きないようにあらゆる先手を打つ習慣がなによりも大切なことではないでしょうか。