「われこそは」

 オリンピックの選手たちはわれこそはという自信で支えられています。

 大きな自信が大きく実力を引き出します。

 歌手の政治家も、みんなわれこそはという自信がなければ実力を発揮することはできません。

 自信は人間を美しく輝かせます。

 ビジネスも見積もりを出す時には、他社には絶対に負けないぞ、という自信で勝負します。

 競争に勝てない企業は必ず倒れます。

 家庭も同じことが言えるのではないでしょうか。

 お父さんは家族を守るためにわれこそはという自信が必要です。

 お母さんもわれこそは家族を幸せな気持ちにしてみせるぞという自信が大切です。 

 発奮なくては幸せは決してつかむことはできません。 

 しかしうぬぼれが少しでもあると、横着な態度がではじめます。

 横着は高慢のはじまりとなり、うまくいけばいくほど大きな落とし穴に落ちることになります。

 表には自信と、裏には謙虚さをもって、うまくいけばいくほど心を低く自分を掘り下げて一層の完璧を目指すことが大切です。 

 そのたくましさこそが、心と体を健康にしていくものではないでしょうか。

 よく謙遜し過ぎる人がいます。

 「私のような至らないものが、そんな立派なことなどできるはずがありません」などと言っているようでは、人生はそこまでで終わりとなってしまいます。