「初心忘るべからず」

 苦しくなると誰でも逃げ出したくなるものですが、そこで己に負けそうになった時に一番支えになるのが、この「初心忘るべからず」という言葉ではないでしょうか。

 苦労は覚悟で出発したはずです。

 その初心を信念として貫き通せば底力が出てくるものです。

 どのような道でも続いてこそ道です。

 成功した人の共通点は、みなコツコツと迷わずに一筋に努力を続けた人たちではないでしょうか。

 根性の美学というものを持っている人達です。 

 それは誠実という種まきをしているようなものですから、それが運命を変えていくのかもしれません。

 「至誠天に通ず」と昔から言われてますが、どんな初心もそこに誠をかけてはじめて努力が実ってくるものではないでしょうか。