「人を見上げて人がたすかる」

 低い心になると、人の良いところが見えてきます。

 良いところが沢山見えてくると、尊敬の念がわいてきます。

 もっと低い心になると、人に心から頭を下げることができます。

 人の欠点を見つけて、その人を見下げることを高慢といいます。

 相手にはそれはわかるものです。

 人は誰にでも長所もあれば欠点もあります。

 自分が低い心になって人の長所を見上げていると、その人の長所はますます良くなっていきます。

 自分が高い心で人の欠点を見つめていると、その人の欠点はますますひどくなっていきます。

 自分の接する人が良くなっていくのも悪くなっていくのも自分にも多少の責任があるのではないでしょうか。

 自分と接する人がみんな良くなっていけば1番徳をするのは自分です。

 人をたすけたら自分がたすかります。

 低い心になることが人助けのはじまりではないでしょうか。

低い心になると人が神様に見えてくる。