「人をダメにする人」
ノーベル賞を受賞した田中耕一さんに、小泉総理が日本の国民に何か一言提言してくださいと求めたところ、日本人は減点方式が多いのではないでしょうかと語りました。
自分を責めたり、人を責めたりしていると人間は萎縮するばかりです。
日本人特有の島国根性がそうさせるのかもしれません。
日本のあるマーチングバンドが、アメリカから指導員を招いて教育してもらったところ、今までとは違って、欠点の指摘はしないで良いところばかりを伸ばしていきました。
その結果、世界大会で優勝して世界一に輝きました。
今、国会も相手をダメだダメだと責めるばかりだから日本の国はどんどんダメになっているのかもしれません。
会社も、家庭も、そして宗教も、人をダメだダメだという減点方式でやっていると滅びる一方となるのではないでしょうか。
自分を誉めてくれる人が自分を伸ばしてくれる人であり、幸せにしてくれる人であるのかもしれません。