「勇気とやる気」
何か困ったことが起きたらそれは運命だとか因縁だなどという人がいます。
それが事実であっても、そう言われると誰でも落ち込んでしまうのではないでしょうか。
確かに運命とか宿命というものはありますが、それで少しでも消極的になることがあるとすれば、それは決して良いことではありません。
うまくいかないのは殆どの場合やり方が悪いからです。
スペースシャトルが爆発したら、それを運命だと言えば笑われます。
飛行機もバスもタクシーも、事故を起こしたら会社がそれを運命だと言えば叱られます。
試合に負けるのは努力が足りないのか、それともやり方が悪いからです。
商売も読みの甘さや手の打ち方が悪ければ必ず失敗します。
失敗には必ず原因があります。
その原因を分析して手の打ち方を考えることが緊急の問題です。
原因をつかまなかったら、失敗はいつまでも続きます。
あきらめは絶対に禁物です。
苦しいときほど人間は積極的に元気を出して、運命であれ因縁であれ困難に立ち向かっていく勇気とやる気が一番大切なことではないでしょうか。
ヘレンケラーも逆境から立ち上がりました。