「必ず原因がある」
ひとつのウソは、また次のウソをつかねばならなくなります。
ひとつの小さな間違いをすると、また次のまちがいをしなければならなくなることが起きてくるものです。
時計の歯車も、一番小さい歯車が少し狂っても全体が狂って時計の役をしません。
妻がへそくりをすると、夫が浮気をするという不思議な共通の現象がおきてくるということがあります。
妻が少し狂うと夫が狂い、子供が狂うということがあっても不思議ではないのかもしれません。
諺に「人は知らねど種は正直」とある通り、自然の法則は人知を超えた完璧なものですから、善も悪も、大も小もみなそれなりにまいた種はみな運命の上にあらわれてくるものではないでしょうか。