「誰もが社長になる日がくる」

 野球の打率は3割打てればよいといわれますが、会社はいつも100パーセントの打率を目指さねばなりません。

 ストライクが来るまで待つのではなく、ボールからでもホームランを打っていくことが必要です。

 つまりチャンスを待つのではなく、すべてをチャンスにしていくことが大切なことなのです。

 たとえ失敗しても、それを逆転して、その失敗をプラスに生かしていく計算をしなければなりません。

 世の中のどんな変化にも対応して、次々と新しい手を打つのが会社です。

 一切の甘えは許されません。

 今99.7%が中小企業です。

 やがては、一人一人みんなが社長の感覚で生きていかねばならない時代がくるのではないでしょうか。

 大企業も中小企業も、今成果主義に向かって変わり始めています。

 それはやったらやっただけ自分のものになるという実力主義でもあります。

 自己責任でたくしましく生きることは、その人の隠れた能力を引き出すだけでなく、強靭な精神や肉体をつくっていくことにもなります。

 病気や怪我やトラブルは、油断や甘えから起きることが多いのではないでしょうか。