創造的破壊
組織というものは、月日が過ぎるとつくり直さねばなり
ません。
組織というものは、その時代のその時に丁度よいように
つくられているものですから、状況が変ればつくり直さね
ばならなくなるものです。
ビルも古くなると補強ばかりを続けるより、一度壊して
建て直さなければならなくなります。
人間の体も、運動をすると筋肉や骨は破壊と同じ現象が
起きるいわれます。
骨折すると自然に骨がくっついて、今までよりも強くな
るように、筋肉や骨など体の臓器は、自然修補されて前よ
りも強くなるといわれます。
だから年をとると、運動した翌日は体を休ませる必要が
あるといわれています。
人間の心も、同じ価値観にこだわって生きていると時代
に取残されてしまいます。
時代の変化や環境の変化に応じて、考え方は柔軟に変え
ていかねばなりません。
細胞の新陳代謝と同じように、心も毎日生まれ変って毎
日、心新たに暮すことが大切なことではないでしょうか。