やすらかな眠りのために

 不規則な生活をする人が多くなり、夜眠れない人が増え

ています。

 眠れない原因はいろいろとありますが、その一つは自己

暗示にかかっている場合が多いものです。

 自分は眠れない人間なのだとの思い込みをしだいに深め

ていることです。

 朝、起きる時間を決めるのが一番よいとよくいわれてい

ますが、それは暗示を解くことにもなるからです。

 起きなければいけないと思うと、人間は起きにくくなっ

て、自分の意思の弱さを知って、自分は眠くてしかたのない

人間なのだと知らず知らず逆の暗示がかかっていきます。

 やすらかな眠りは天国ですが、眠れないのは地獄です。

 天国の心とは、感謝とおもいやりと、そして笑いの心です。

 よい眠りを得ようと思うなら、まず笑顔を多くすること

が効果的です。笑顔のままで眠るくらいに笑顔の達人にな

ると自律神経が安定します。

 そして感謝とおもいやりなら誰にも負けないと言えるく

らいになることです。

 眠れない時は百の感謝と百のおもいやりを探してみて下

さい。必ず眠くなります。

 それは最高にやすらかな心であり、天国の心であるから

です。

 地獄の心とは、「うらめしやー」という幽霊の心ですか

ら眠れるわけがありません。

 人を悪く思ったり、にくんだり、恨んだり、怒ったり、人

を責める心の強い人は、だんだんと夜は眠れなくなります。

 医学的な常識としては、毎日太陽に20分以上あたることと、

牛乳を飲むことと、歩くことなどがよいといわれています。

 また、昼寝は20分以内なら、夜よく眠れますが、但し3時

過ぎの昼寝は夜眠れなくなることもあります。

 不眠が続くと痴呆になる恐れがあるといわれていますの

で早く治したいものです。

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