だ・ら・りの法則
会社は「無駄」「むら」「無理」を改めなければ伸びないとい
う法則があるといわれます。
あっても、会社はやがて必ず危険な状態に陥ります。
製造業の場合、0.6%の無駄が分岐点で、それを超えたら
異常であるとして、大企業では徹底的な分析をして追求を
しあっています。無駄は底抜けのはじまりです。
金持になる秘訣は、やはりケチになることが必要である
のかもしれません。
「むら」も見落しがちですが危険なものです。
マラソンのランナーが走る時、一番大切なことは、油断
なくコンスタントなリズムで、むらなく走ることです。
新幹線の場合でも、時々停車する「こだま」と、殆ど止ま
らない「のぞみ」とではまるで違う結果となります。
企業では、一日の限られた時間を完璧に生かすために、
調和を非常に重要なものとして考えますが、むらはそのみ
だれの始まりです。
一人のむらのある動きが全体のバランスを壊してしまい
ます。
また、「無理」も危険なものです。無理とは不自然である
ということです。
無理があっては長続きをしません。「継続は力なり」とよ
くいわれている通りなにごとも続けることが成功の秘訣
です。
「無駄」「むら」「無理」この三つをクリアできた人が優秀な
ビジネスマンであり、そして会社発展の絶対条件というも
のではないでしょうか。