経験と勘と匂い
アメリカのスペースシャトルが二度までも爆発をしました。
現場の声が二度とも上に伝わらないことが原因でした。
二度目は大統領に直訴しましたが補佐官の段階でにぎりつぶされたといわれます。
企業も、毎日沢山の会社が倒産しています。
その原因は、どんぶり勘定や現実の認識不足から読み間違うことが殆どの原因であるといわれています
現場でいろいろな苦労をしている人達には経験や勘が働きます。
机の上でどれだけ本を読んでもわからないものがあります。
それは勘や匂いというものです。
会社をコンピュータ化する時も現場を誰よりも知ってからでなければ完全なものはつくれません。
宣伝のチラシを作る時も、徹底的な原価計算をして他者を知りそしてニーズを肌で掴まなければなりません。
人から教えられてわかるものではなく、自分の経験と匂いで判断しなければならないものがあります。
そして最後の決め手となるものはひらめきです。
どんな小さな組織でも大きな組織でも、現場とトップの間に少しでも距離や隔たりがあってはいつ崩壊が起きても不思議ではありません。
それは人間の体と同じようなものではないでしょうか。