挨拶ですべてがわかる
「挨拶ができない人が仕事ができるわけがない」とよくいわれます。
趣味は自己満足のものですが、仕事は相手に満足をしていただくためのものです。
相手にどのくらい満足をして頂こうという気持ちがあるのかは当然挨拶に出ているはずです。
また挨拶には、その人の常識や人格もそのまま出るものです。
常識のある人はどこから見ても立派な挨拶をしています。人格者なら、おもいやりや感謝がにじみ出ています。
そして、相手にさわやかな気分になって頂こうというおもいやりのさわやかな挨拶をします。
自分中心の性格の人は、相手の顔を見ないで挨拶をします。
陰のある人は挨拶にも陰があります。
また挨拶には、挨拶をする立場と挨拶を受ける立場とがあります。
立場をわきまえていない挨拶をする人は、立場を無視した行動にいつ出るか分からない人。
そして、無分別に増長していく人は、目上が頭を下げるのを当たり前のような顔をしています。
挨拶で一番大切なことは、尊敬の念をますことではないでしょうか。
人を尊敬する人は、その人自身が尊敬に値する人であるからです。
過去の生活環境やその人の持っている人間関係や、またその人の人間としてのレベルがひと目でわかるものが挨拶ではないでしょうか。