楽しいことは万能薬
長嶋監督が脳梗塞で倒れました。
テレビや新聞で大きく報道され日本中が驚きました。
「あんな存在感のある人はいない」とか、「日本の宝」という人もあります。
徳光アナウンサーは「あの人のいやな顔を私は一度も見たことがありません。医者が言うには、脳梗塞になる人の共通点は、積極的で過労でわがままを言えない人と言っていましたが、まさにその通りでありました」と言っていました。
つまり、しらずしらずストレスを溜め込んでいく人がなるのかもしれません。何々をしなければならないと思うだけでもストレスになります。
人を責める心も自分を責める心もストレスとなります。
有名になると完璧であろうとして人目を気にして自分に厳しくなっていくものです。
昔、空海は人間は60点まででよいと言ったといいます。
至らないところはお許し頂きながら生きていくほうが人間として自然なのかもしれません。
謙虚で、低い心で、少しバカになれば気楽に生きられます。そして人からも親しまれます。
自分に厳し過ぎる人はつい人にも厳しくなってしまっています。
お互い至らないもの同志仲良く楽しく生きていくことが幸せ気分を一番味わえるのではないでしょうか。
少しでも辛いとかいやだと思うことはみなストレスとなるのですから、なんでもかでも本気で好きになって楽しむことができたら、それは何よりのストレス対策であり、あらゆる病気の予防薬となるのかもしれません。