一流とは
誰もまねができない人のことを一流と言います。
日本に一人しか居ない人のことを天才といいます。
世界に一人しか居ない人を超天才と言うのかもしれません。
「努力に勝る天才なし」という諺がありますが、しかし天才といわれている人達はみな誰もまねができないほどの努力をした人達です。
企業は今自由競争をしている割には、われこそは日本一だ、世界一だという会社がなぜあまり出てこないのでしょうか。
スポーツ選手たちのように猛練習をする会社はないからかもしれません。スポーツ選手は徹底的な基礎訓練から始めます。企業もあるホテルでは、毎日トイレ掃除の修行としているところがあります。
お客様の便器の中に手袋をしないで手を入れてきれいに磨くことで、お客様のしもべの自覚する修行であるといいます。
その謙虚さとまごころは誰にでもできることではありません。
誰もまねのできない修行をしてこそ一流になれるのではないでしょうか。
建物や服装だけをどんなに一流に飾ってみても、心を一流にまで磨いていかなかったならば、それは本物とはいえません。
豊臣秀吉は、ぞうり取りから天下を取りました。
就職をしても、お客様気分で、何様につもりですかと上司から思われるようであったら先が思いやられます。
一流の企業選手になるためには、「謙虚さとまごころ」をまず徹底的に磨くことが基本です。
経営企画もすべてはまずそこから始めるものではないでしょうか。