「信じたら不思議が起きる」

 人間には心があります。

 しかし心というものは目には見えません。

 あると思えばあるし、無いと思えばないようなものです。

 例えば会社の社長が、社員の心を大切にして、やる気をおこさせるように気配りをすれば、おおきな力が生れまれて来ます。

 反対に、社員を機械同様に考えて部品のような扱いをしたら、それだけのものになってしまうことでしょう。

 神様もあると信じれば、信じただけの大きな力を見せてくれるものです。

 ないと思っている人にはそれだけの働きしかしてくれません。

 半信半疑の人にもそれだけの働きしかしてくれません。

 神様を信じていなければできないことをすれば、それだけの不思議なことを見せてくれます。

 しかし、欲や打算でやってみても、そんなずるさでは神様はだまされません。

 また「試しに信じてみる」というのも、神様を試してみることになってしまいます。

 神様の望みはこれからの生き方を変えてほしいことです。

 ひくいやさしい心になって人に誠を尽くす人間になれば、仲良く陽気ぐらしをすることができます。

 この陽気ぐらしをしてほしい思いから、神様は自分という人間をつくられたのだ・・・ということを信じて,その実行ができたら不思議なことが起きるはずです。