お金に縁のある人 |
諺に「金持けんかせず」というのがあります。
金持に共通していることは、けんかをしないという意味なのでしょう。
金持は物もお金も人も大切にします。だからケチに見えるのかもしれません。
金持はみな喜び上手であり、そしてまた人を喜ばせ上手でもあります。
小さな喜びでも大切にして大きく喜びます。
また人に対しても、喜ばれようと思って大変に気をつかいます。
情深いところがあるからです。本物の金持は決して薄情ではありません。
例えば、そういう人が商売をすると、お客様の身になって、思いやり溢れる説明の仕方や、またサービスが違うから繁盛します。
薄情な人が商売をすると、まず説明がわかりません。そして行き届いたサービスができません。
人に心のそこから満足をしていただこうと言う気持ちが、どのくらいあるかというところを見れば、お金に縁のある人かどうかがわかるものではないでしょうか。
そういう人は家庭も円満です。
夫婦も親子も心から情を掛け合っています。
不足や短期は貧乏の始まります。
「勝手にせよ」という心は薄情な心です。そういう人はお金に縁がなくなる人です。
人にどれだけ情をかけてきたのか、どれだけ人を喜ばせてきたのかと言うことが種まきとなって、お金は集まってくるものではないでしょうか。
お金は天下の回り物と言われますが、お金は天が回すものというのが本当なのかもしれません。