水の心

                                                                                 水は雨として天から降ってきます。
  そして地下にしみとおります。
  それから水は本格的な仕事をします。
  すべての生きものは、水がなくては生きられません。
  水は見えないところで陰の働きをします。
  恩に着せようともせず、当然のようにもくもくと働きます。
  十分に水の恩恵を受けたものは潤いがあり、必要なときには輝くこともできます。
  そして命を永らえることが出来ます。
  水は自分の形を持たず、自分を主張することもなく、相手に溶け込んでいきます。
  水は、宇宙では丸くなろう丸くなろうとする性質であることがわかりました。
  水は冷たいようでも、すぐに温めることができ、誰とでも仲良くなれます。
  水は汚れを落とす力を持っています。
  水のような性格の人と接すると、心の汚れを落としてくれます。
  水の心は神の心と同じようなものかもしれません。



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