ちょっと待て! |
大阪のある金持が「私を五十の若さにもどしてくれたなら私の財産を全部差し上げます」と言ったといいます。
五十の若さの人を見たら、どんなにかうらやましく見えていたことでしょう。
しかし、大金を見てうらやましい人と思う人もたくさんいます。両方の人がうらやましがって暮らしています。これはなぜなのせしょう。
動物は自分をみじめだとは思わないといいますがきっとうらやましいとも思わないのかもしれません。
五十の若さが何百億円の価値があるものならば三十代の若さはもっと大きい価値があるはずです。
東京の金持もアメリカの金持も、自分の体を健康にしてくれたら全財産を差し上げます、という人は結構いるのではないでしょうか。
健康をあたりまえと思って暮らしている人が多いようですが健康は何百億円の価値があると思っている人がいるのです。
今、日本では毎日百人くらいの人が自殺をしているといわれています。自殺の名所といわれるところには「ちょっと待て!」と立札が立っています。
辛いことだけしかみえてない人が自殺をしたくなるのかもしれません。
いくら頭が悪くても自分の幸せに気がつける沢山いるはずです。
頭の良すぎる人がプライドが高いために気づけないのかもしれません。
そういう人に「ちょっと待て!」と言いたいところです。