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  嘘と誠

                                                                                  昔は水と空気は、タダでした。
 今は、空気はタダですが、水はタダではありません。
 牛丼一杯を作るのに2トンの水が必要で、ハンバーグ一個作るのに1トンの水が必要といわれています。
石油不足の次は水不足の時代がやってくると今世界が大問題となっています。
世の中にタダのものは、空気以外は何一つなくなりました。
自分の知らないところで大勢の人々が人のためにと働いています。
道路を歩いても、自分達のために誰かが働いてつくってくれたものです。
人が生きていく上には、お金がなければ一日も生きられないように世の中はなってしまいました。
人のために誠を尽くさなかったら、お金はいただけないものです。
嘘にお金を払ってくれる人は世界中でどこにもいません。
自分が損をしてでも、人に喜んでいただこうと努力をすることを誠とも言うしまごころとも言います。
嘘とは、人の為と見せかけて自分のためにやることを嘘とも言うしだましとも言います。
心の中のことですから天の神様しかわかりません。
嘘をするか誠をするかで運命が芽生えてくるのではないでしょうか。
人間はどんなに頭が良くても運命には敵いません。
嘘が誠かは運命をを支配する神のみぞ知るところです。
見せかけだけの誠実は嘘ですから、そういう人はいつもそんなはずではなかったということばかりが起きているようです。
そして、その人の人生そのものが嘘になってしまっていないでしょうか。
よく確かめてみておきたいところです。

 
 



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