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  美しい国日本

                                                                                    芥川龍之介の「蜘の糸」のお話の中に、地獄で苦しんでいる人達が
沢山いて自分の所だけ一本の細いロープが来たので、それにすがって
何とか脱出しようとしたが自分だけが助かろうとしたためにみんなと
一緒に落とされてしまったという話です。
大地震が必ず来ると専門家の学者達は予測しています。恐ろしい地震は明日来るのかもしれません。その準備を今みんながしはじめています。しかし、自分のことしか考えてない人ばかりかもしれません。困っている人の分まで考えて余分に備蓄をしている人がどのくらい居るものでしょうか。
もし自分だけが助かればよいとか自分のことしか考えてない人ばかりであったなら、それは地獄の予備軍という人たちかもしれません。
親が子供に困っている人がいたら助けてあげようではないかといって、子供たちに思いやりの心を、こういうところから教えていくことができたらそれが本当の家庭教育ではないでしょうか。
美しい国日本は、美しい家庭を気づくことから始めることが一番必要なことかもしれません。
 今日本には国家目標がありません。
だから夢も理想もないために、事件ばかりが起きているのではないでしょうか。
すべての人が共通の目標を持ってみんなでがんばれること、それが国を栄えるもっとも大切な基本であることを今の政治家達はなぜ気づいてくれないのでしょうか。





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