| 国家目標 |
池田内閣の時は、所得倍増計画というのが国家目標でありました。
池田勇人総理大臣は、年頭の挨拶をラジオで「人間は働くために生まれてきました。働くとは端々を楽させることです。つまり周りの人を喜ばせることです。今年も元気でがんばりましょう」とごくごく簡単な挨拶でしたがいろいろな方法で国民の意識改革をして盛り上げました。
そして日本の大きな高度成長を成し遂げました。
中曽根内閣は行政改革を土光敏夫氏と組んで国民運動として盛り上げ、まず国鉄をJRにする大きな実績を残しました。
国家国民が一丸となって一つの目標に向かって燃えるとき、それは恐ろしいほどの大きなエネルギーとなってゆくものです。サッカーのサポーター達のパワーどころではありません。
今、安倍さんが総理大臣になって「美しい国日本」を作り上げようとしています。
ソビエトの改革ペレストイカはレーガン大統領が行って、大きく流れを変え、大成功をしました。そしてゴルバチョフ氏はノーベル平和賞を取りました。対立からは何も生まれては来ません。
今まで日本には国家目標がないから国民は夢も希望もありませんでした。選挙の投票率が、あがるはずのないことかもしれません。
会社も家庭もそれなりに「我が家の国家目標」のようなものを作って一丸となれば大きなエネルギーが生まれてきます。
何ごともエネルギーがなければ始まらないのではないでしょうか。
私の緊急提言
この提案は衆参両院議員全員とマスコミ各社に発送する予定です。
