今日の健康情報 栗は解毒作用がある。一日4個食べると体が軽くなる

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  松下幸之助

                                                                              東京の三越本店で、「道」というテーマで、松下幸之助氏の一代記の展示コーナーがありました。
 松下幸之助氏といえば、戦後ナンバーワンの実業家といわれている人です。
 そのコーナーに入ると、まずはじめに天理教本部の正面にある大きな黒門の写真がありました。
 そのわけは、松下幸之助氏が、本部に始めて参拝に行った折、大勢の人たちが全国から集まってきて奉仕活動をしている様を見て、大変大きな衝撃を受けたことにあったといいます。
 それは、「どうしてあんなにみんながいきいきと喜び勇んで無料の奉仕ができるのであろうか。よし自分もこの物不足の世の中に、物を沢山作って送り込んで、日本中の人々をあんなに喜ばせてみたいものだ」と、発奮したことが松下電器の出発点であったといいます。
 そして、大企業は今、ネット時代を迎え証券や銀行などと金融に走り始めているけれど、松下は初代の物づくりの精神に沿って他のことはしないと現会長は語っていました。
 そのコーナーの終わりのところで、松下幸之助氏の最後の講演のビデオが放映されていました。
 「私は、素直になれ素直になれとそればかりを一代言い続けてきました。自分を無にすると自然と一体になれるから大きな力が生まれてくる。しかし私はこの年になってもまだ自分というものが頭をもたげてきて困っている。」と語っていました。



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