「ウソをつかない人」

 この世の中はウソと誠が入り交じって流れています。

 何がウソで何が誠かなかなかわかりにくいものです。

 たとえば商売をしている人の中にはお客様の為と見せかけて本音は自分が儲けるためしか考えていないという人もあれば、お客様に喜ばれようと真実誠の人もあります。

 商売に限らず一般的な人間関係でも、自分のことしか考えていない人もあれば、自分のことを忘れて人のことを親身になって考えている人もあります。

 人は自己中心的になると、しらずしらず平気でウソをつきます。

 そしてウソの行為をしていることにも気付いていません。

 喜怒哀楽がありすぎる人や心が不安定な人は、少し自己中心的になっているかもしれません。

 人のことをいつも親身になって考える人はウソをつきません。

 またウソの行為もしません。

 その必要がないからです。

 人に喜ばれようと思う人はいつも心が勇んでます。

 安定感があります。

 良心を大切にしているからです。

 それば徳のある人の共通点ではないでしょうか。

平常心は誠の心から生まれる