2045年には人工知能が人間を超えると言われています。
その後は急加速が始まり、予測不能となり、既にもうその危機に突入していると言われています。


アルヴィン トフラーの提言


「人間の再認識」
 


  人生は山あり谷あり

                                           人生はみな山あり谷ありで、良い時もあれば悪い時もあります。  もし良いことばかりしかなかったら、人間はみな天狗になって、天狗村があちこちにで きることでしょう。  いや、もう天狗村はできていて、例えば政治家などは天狗同志が毎日激しく戦っていま す。  人間は誰にでも困ることが次ぎ次ぎと起きてきて、それを反省して改めながら人は成長 しています。天狗になるほど大きな苦労をしています。  それは、人類の進化と同じくらい時間のかかるものかもしれません。  困った困ったと言って泣いて暮らしても何の成長もありません。  それを進化させなければ、ゴキブリのように何億年も進化のない動物になってしまいま す。  人間としての成長の上に折角必要なことが起きているのに、泣いていては心は腐ってし まうだけです。  何が起きてもそれらを良い方に解釈をして、人間として一歩一歩と成長に役立てなけれ ばなりません。  ピンチをチャンスと思える人は、すべてことをみなチャンスと受けとめて生きています。  これは成功する人達の共通点ではないでしょうか。  山あり谷ありではなく、山ありチャンスありとするのが人間の生き方というものである のかもしれません。



  水の心

                                           国と国の戦争も、ヤクザのけんかも、子供のけんかも、悪いのは相手だといって争います。  思い込みが強いほど大きなけんかとなります。  相手を理解する大きさややさしさがあれば、相手を悪くは思いません。  天皇陛下の誕生日の記者会見で、皇后陛下は「私の至らないところをお許し頂きながら お連れ通り頂いております」と答えていました。  自分はどんなに完璧につとめてたつもりでも人はみな価値観が違うので満点はとれるは ずはありません。  ゆきとどかないところはお許し下さいと、お詫びの心が大切なことではないでしょうか。  自分はこれでよいはずだという高い心が。信頼関係を壊し、争いのもととなります。  低いやさいい水のような心で、相手に合わせていくようにして自分を無にする努力をす れば、相手を理解する大きな力が生まれてきます。  水は弱いようで水ほど強いものはありません。  水は自分の姿を消して相手の命を支えます。  水がなくては生命は支えられません。  






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