社長のために働いている人は、社長の喜びが自分の最大の喜びです。
　どんな無理を言われても、そこにやり甲斐を感じます。

　社長のためと見せかけて自分のために働いていると、たいした仕事もしていないのに、
少し疲れると「殺される！　殺される！」と騒ぎはじめます。

　喜んで働いているのか、泣いて働いているのかを見れば、偽せものか本ものかがすぐわ
かります。

　偽せものはいつか必ずばれる時が来て、バカを見る時が来ます。

　社長のためを真実に思っている人は、社長の知らないところに全力で陰の苦労をして、
そこに自分の幸せを感じます。

　親のためや、子供のためを真実に思って働いている人も同じように、必ず陰の苦労をし
ています。

　その自己犠牲にこそ価値があると思うからではないでしょうか。