人の誠意やまごころほどありがたいものはありません。
　それは困ってみてはじめてわかることです。

　だから人間は苦労しなければ、ありがたみもわからないし、感謝をすることも知りませ
ん。また誠意のある人にしか人の誠意はわかりません。

　自分に都合のよいことはみんなあたりまえと思いがちです。
　もし人の誠意を何とも感じなくなったら、その関係は決して良くは続きません。」

　心がおごると、いくら誠意をつくされても、まだその上を望むからだんだんと不足心が
生まれてきます。

　人の誠意を軽くみたりバカにすることは、天につばをするようなものであって許される
ことではありません。いつか必ず思い知らされる時が来ます。

　人の誠意がわかる人にはいくらでもつくしたがるものです。
　それを人々はやりがいというのではないでしょうか。
　誠意のある人には誠意のある人が集まってきます。

　幸せとは誠意やまごころから生まれてくるのかもしれません。