「人を悪く言う人、言わない人」
野球もサッカーも世界中を興奮させ、いつも人々を夢中にさせています。
スポーツの試合のいいところは相手を悪く思わないで、自分の弱さを反省するところではないでしょうか。
弱いところは容赦なくせめてもよいことになっています。
そして相手をだましてもよいことになっています。
だまされた方が下手というものだから、おもしろいのかもしれません。
一般社会でも、泥棒にあうのは油断があったからです。
詐欺にあうのは欲が深いからであり、人を見る目がないからです。
誘惑に負けるのは、自分が知らず知らず求めているからです。
どんな喧嘩やもめごとも、自分に反省するところが必ずあるのではないでしょうか。
人を悪く思う人は、自分が弱いからであり、未熟であるからです。
敵を悪く言うスポーツ選手がいたらみんなから笑われてしまいます。
立派な人は決して人を悪く言いません。
もともと人間は弱いところを改められて強くなれるものです。
もっと強くなりなさい、もっと賢明になりなさいといって、いろいろな試合の相手を神様がつれて来ているのが人生なのではないでしょうか。
人生は一生が修業である