「感謝は言葉にしたほうがよい」
優越感の強い人程、劣等感に苦しむと心理学ではいいます。
優越感や自分を誇る心は、相手の気持ちを不愉快にさせます。
自分だけが楽しい心です。
それは高慢な心ですから、やがて自分が苦しむことになっていきます。
高慢な人からは感謝の言葉は出ません。
感謝の心が本当にあれば、言葉にせずにはいられなくなるはずです。
感謝の言葉を言うと、相手がいい気になって優越感を持つのではないかと思う時も言葉にしたくなくなります。
低い心になればなるほど、感謝の言葉はいくらでも自然に出て来るものです。
相手を押さえる心がなくなるから安心して言えるのです。
人は感謝されると、もっと喜ばれようという気持ちがわいてくるものです。
そしてその人が立派な人に見えてくるから、尊敬したくなる気持ちさえ起こります。
大切に守りたくなります。
また感謝の言葉は、相手に元気とやる気とまごころを起こさせる不思議な力を持っています。
だから「ありがとう」という言葉は世界中で一番多く使われているのではないでしょうか。
心が高いか低いかは感謝に表れている