「神が連れて通る」

 人間の体は正しく作られています。

 しかし、心の自由が与えられているため、人間は自分勝手にこの体を使っています。

 困るのは神様です。 

 使い方を間違えた時は、コンピューターのようにエラーがでるようには神様はしませんでした。

 蒔いた種が生えてくるというシステムにしたのです。

 悪い種が芽生えて来はじめた時に、人間は運命との戦いをしなければなりません。

 その時全知全能である神様が、いかなる危ない中でも、火の中は火柱、水の中では水柱となって連れて通ると言われています。

 大難は小難に、小難は無難にと難を逃れさせてくれるのが神様です。

 もし全部芽生えて来たら大変なことになるのではないでしょうか。

 人間はみな神様のかわいい子供のです。

 信じるものはなおかわいいといわれます。

 今日も何事もなかったと無神経に暮らすのではなく、怖いものを見たり聞いたりしたときは、自分にも同じ運命があることを知らされているのかもしれないと思って見るべきかもしれません。

 神様を信じている人は、必ず守られているからです。

信じるものはなお可愛い