親孝行と笑顔だけは、人間にしかないものです。
　他の動物が親孝行をしたという話もなければ、笑顔をしたという話もありません。
　その共通点は、誠意というものではないでしょうか。
　誠意がなければ、本物の親孝行と笑顔はできません。

　では、本物の誠意とは、醜い欲の裏がないことです。
　人間の一番弱い点は、人の誠意です。誠意を尽くされると、人は変わってしまいます。
　誠意を尽くされると、増長するか、その誠意に応えようとするかです。

　とかく誠意には、裏に欲があります。
　誠意に見せかけた騙しをされると、殆どの人は騙されてしまいます。
だから、人を騙す時は、誠意が一番良いのかもしれません。

　親に、子供を騙そうという人はおりません。
　親の誠意は本物です。だから、それに応えようとして、親孝行をするのではないでしょうか。
増長して、勝手をする人もいます。
　「甘やかしは、毒薬である」と諺がありますが、誠意と甘やかしは、違うのかもしれません。

　誠意には、自己犠牲が必要です。
　本物の誠意とみられた時には、必ず信頼関係が生まれます。
そして、笑顔も沢山出るのではないでしょうか。

　親孝行と笑顔をよく見れば、その人がよく分かるものかもしれません。


　早く目覚めなければならないものが、沢山あるのではないでしょうか。





























　



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