「因縁を切る道」

 運の良い人、運の悪い人、ツイている人、ツイていない人があります。

 科学では分からないものですが、しかし昔も今も世界中で誰もが認めているものです。

 それは過去前世で、人を喜ばせたことや、人を困らせたことが種まきとなって、今芽生えてきている姿に他なりません。

 原因があって結果があるものを因縁といいます。

 良い因縁なら喜んでいればよいのですが、悪い因縁が芽生えて来た時は、それから逃れることを考えなければなりません。

 自分がまいた種だから、仕方がないと今までの宗教は説いてきました。

 しかし、逃れる道があったのです。

 それは人をたすけることです。

 人をたすけたらわが身がたすかるという天理天則があったのです。

 しかし、因縁に追いかけられてどうすることもできない時は、人から誠をかけてもらうと、その因縁を一時的に止めることができます。

 その間に早く人を助けたら、悪い因縁は消えてゆくということが分かりました。

因縁を切るには、患って果たすか、人をたすけて果たすしかない