「人生とは何か」
昔から男は外に出て狩をして働き、そして女は家を守るという習慣が何千年も続いてきました。
最近は男も女も家を出て働くようになりました。
子供を他人に預けてまで働かなければならないほど、生活が難しくなってきたのでしょうか。
文明は果たして人間を幸せにしているのかを疑います。
物や形の幸せを求めるあまり、自分さえ良ければよい、今さえ良ければよいという人間がますます増えています。
生活は便利になり豊かになり、そしてテレビのない家庭は殆どなくなりましたが、そのテレビで親が子を殺し、子が親を殺したと言うニュースが流れるようになりました。
豊かさは人間の心を滅ぼし始めているのかもしれません。
物や形に心を奪われるから人間は心が狂ってしまうのではないでしょうか。
物や形よりも大切なものは人間であるはずです。
人が人を何よりも大切と考える時代が来なければ幸せは訪れません。
人間は物ではありません。
人間には心があります。
人間とは心です。
体は心の入れ物です。
体は天からの借り物です。
心の大切さをみんな考えるようになったとき、初めてお互いに人をたてあって、そして助け合う心豊かな陽気ぐらしが訪れるのではないでしょうか。
互いたてあい、たすけあい