「喜ばせたら喜びが起こる」
お風呂のお湯を向こうに押せば、両側からお湯が集まってきます。
大根の種を蒔けば、黒い土の中からでも白い大根が出来ます。
この世の中には厳然とした自然の法則があるからです。
目先のことや小手先にとらわれてやるよりも、こうした自然の法則を応用するほうが、目的を早く達成することができます。
商売ならまずお客様を喜ばせることが何よりも先です。
運命も、まず人を喜ばせることが先です。
小さなことからでも人を喜ばせていっていれば、運命は必ず好転してきます。
お風呂のお湯を手前にかき寄せれば、両側から手前にあったお湯は逃げてしまいます。
目先のことや小手先の考えで、自分の都合のよいように動けば、後で後悔することになります。
「商売は損して徳を取れ」といいます。
運命も全ては先ず人を喜ばせ続けていれば、必ず、黒い土の中からでも白い喜びの大根が出来てくるのではないでしょうか。
人の生き方でこれに勝る重要なポイントはないのかもしれません。
おもいやりのない人は感謝もない